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関数型言語ブーム

近所の図書館に行ったら「ふつうのHaskellプログラミング」が置いてあった. 小さな図書館だったので,情報リテラシーとかの書籍にまぎれていたのだが, まあ,そんな小さな図書館に置かれるほど関数型言語が流行っていると言えるかもしれない.

OCaml でも似たような本が出ればなぁとは思ってみるものの, 本があったとしても流行らないような気がする. Haskell が注目される理由はモナドや遅延評価などの神秘的(?)な近づき難さにあるのだと思う. 一方,OCaml ではプログラミングスタイルによって手続き的にも OO 的にも記述できてしまうため, 今までのスタイルを崩して使ってみようという気が起こらないように思う. その結果 OCaml の良さに気づかないまま(或いは,その悪さしか気づかないまま),去ってしまう人が多いのはないかと. その辺をうまく説明してくれるように, ここに期待. ただ,個人的には流行っても流行らなくても OCaml を今後も使い続ける予定.